似たような音に聞こえる=発音の練習不足
ベトナム語は声調の違い=意味の違いなのでベトナム人は「chờ chở chợ」はそれぞれ明確に別の単語として捉えています。
しかしベトナム語の発音、聴き取りが苦手な日本人にとってはこれらは「チョー」というほとんど音が同じ1つの単語にしか聞こえません。
つまりchờ chở chợを日本人が「ほとんど同じ音だろ!」とツッコミを入れてもベトナム人は「いや、全然違うし!」と全くかみ合わないというわけです。
これはひとえに日本人側が声調の発音に慣れてないというのがあります。ですのでこれらを区別するためにまず声調の訓練をして下さい。
chờ chở chợの覚え方
声調の違いがわかるようになったら今度は意味の区別です。
chờは「待つ」、chởは「(車、バイクで)運ぶ、連れて行く」、chợは「市場(いちば)」です。
どれも純粋ベトナム語で漢越がないので覚えづらいですね。こういう時は語の形からくるイメージで覚えましょう。
chờは“->”のような下がる声調がついていることから、腰を“下げて”座って「待つ」イメージ。
chởは問う声調“っ”のようなマークから蛇行する道で「車が運んでいる」イメージ。
chợは重い声調の“・”が「市場」というスポット、集まる場所を表すイメージ。
こういうふうにまぎらわしい単語は声調の形、イメージから関連させて語を覚えるといいでしょう。
おまけ
chờ chở chợの3つすべてを入れた文も作れるよ! 早口言葉みたいだね!
・mẹ chờ con chở đi chợ.
母は子供が市場に連れて行ってくれるのを待っている。
まとめ
・まぎらわしい単語は発音の区別→意味の区別の順番で覚えよ!
・純粋ベトナム語は語の形からくるイメージで覚えることも有効。
参照元: vietomato.com
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